毎日新聞より
出版:名古屋のペット店員・坪井さん、カブト・クワガタ飼育本を /愛知
◇観察すると面白いよ!
名古屋市中川区のペット店店員、坪井源幸さん(31)が昆虫の飼育法を分かりやすく説明した「やさしく詳しくカブトムシ クワガタムシ」(どうぶつ出版、B6判)を出版した。幼虫からサナギを経て成虫に至る過程まで、観察しながら飼育できる方法を紹介するなど、初心者から上級者まで楽しめる内容になっている。
◇35種類別に
高校を卒業後、ペット店に10年以上勤務している坪井さん。実践に基づく昆虫の知識は豊富で、これまでに昆虫飼育法に関する本を3冊著している。坪井さんによると、かつてカブトムシの販売期間は、7〜8月の夏休み期間中に限られていた、今は輸入種の増加で5〜9月まで拡大。愛好家も増加しているという。
同書では人気のあるカブトムシとクワガタムシの仲間35種について、種類別の飼育法を説明。初心者のため、類書で当然のように使われている「蛹化(ようか)」(幼虫がさなぎになること)など専門用語の解説も付けた。
◇温度調節法や手作りケースも
また、飼育法について独自の方法も紹介。気温25度が適温とされている飼育環境について、経済的な理由から一日中、エアコンを使えないことに配慮し、水を張った盆に虫を入れたビンを置き、気化熱で温度を下げる工夫や、手作りの「簡易観察ケース」を使って、成長の様子を観察しながら飼育する方法を提案した。
坪井さんは「虫の世界は奥が深い。正しい飼い方をしてほしい」と話している。【浜名晋一】
毎日新聞 2006年9月8日
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